
●異なる生地の肌触りを楽しめる3枚セット
上質な国産生地の中から、数種類の生地を厳選して作られた「ハンケチ」シリーズ。今回は本品堂のハンケチをはじめて使う方へ、異なる肌触りをお楽しみいただく3枚セットをご案内。
●本品堂のハンケチとは
"ハンケチ"とは、日本でハンカチが普及しはじめた明治時代の呼びかた。西洋文化が日本の手仕事と出会い、長いあいだ暮らしの中で受け継がれてきたーそんな歴史への想いを込めてつけた名前です。国産の上質なコットン生地にシルクスクリーンのハンドプリントを施し、高級シルクスカーフと同じ「千鳥縫い」で仕立てた特別な一枚。また、一般的なサイズよりすこし大判(48cm角)なので、スカーフやポケットチーフ、お弁当包みにもお使いいただけます。
●国内トップクラスの捺染・縫製工場×本品堂
本品堂のハンケチは、捺染(なっせん)・縫製ともに、国内トップクラスの技術をもつ職人の手によって作られています。国内外の高級ファッション・ブランドのシルクスカーフと同じ技術から生み出される、特別な一枚です。
●文様の意味と使用している生地
【扇に梅=おうぎにうめ】/ 40番オックスフォード
扇は形が末広がりな事から吉祥紋の一つとされ、扇ぐ事で涼をとるだけでなく悪気・穢れを祓う力があるとされています。扇面に知恵の象徴である「梅の花」を重ねた文様で、開運招福・学業成就を意味します。そこにあわせるのは、フォーマル感がありながらも吸水性に優れた、真白な<オックスフォード>生地。遊びごころのあるワンポイント刺繍は、文様の表情が活きるように糸調子を微調整してもらいながら完成しました。
【網干=あぼし】/ 100番ローン
手描きのタッチが柔らかでポップな印象の網干(あぼし)は、漁に使う網を広げて干す様を表した文様で、「幸(魚)を手繰り寄せる」ことから幸福や良縁を手繰り寄せる象徴とされます。浜辺の平和な風物として、しばしば着物や工芸品の意匠として描かれてきました。生地は、美しい透け感が特徴の<ローン>生地を使用。100番手の極細糸を超高密度に織った生地は、微かな光沢感となめらかな肌触りが魅力。涼やかな表情をぜひご覧ください。
【網目に錨=あみめにいかり】/ 60番サテン
網目は漁師が魚を捕る網。「幸運を手繰り寄せる」という意味があります。一方で、錨(いかり)は舟が流されないようにするためのもので、「一所に根を下ろす、ふんばる」といった意味が込められています。生地には、 美しい光沢と肉厚なボリューム感が特徴の<60番サテン>を使用。上品な光沢と、滑らかな肌触りをお楽しみください。
※本セットは、ケースに入れてのご用意はございません。
ギフト包装(220円)をご希望の方は、こちらのページをご覧ください。
●使用している生地
「扇に梅」:40番オックスフォード
「網干」:100番ローン
「網目に錨」:60番サテン
●製品の仕様
【サイズ】縦48cm × 横48cm
【素 材】綿100%
【原産地】日本製
●お取扱い上の注意
・お洗濯の際、洗濯ネットに入れていただくと生地や縫製のダメージを軽減でき、より永くお使い戴けます。
・蛍光漂白剤入り洗剤のご使用は避けてください。