守袋
身のまわりの大切なものを入れる「守袋」。
かつて江戸の粋人たちが御守り入れとして携帯した小さな袋です。私たちが1点1点丁寧に染め抜いて、彩色し、仕上げている特別な袋です。日本の伝統文様はただの装飾ではなく、長い歴史の中で人々の願いや祈りを映す「想いの依代(よりしろ)」として伝えられてきました。気持ちに寄り添った、あなただけの柄をどうぞ見つけて下さい。
大切なものを入れる、ちょっと特別な袋
「お守りを入れる袋なの?」
ーいいえ、お守りだけではありません。
守袋(まもりぶくろ)は、江戸時代の人々が御守りや護符を入れて懐中に忍ばせた小さな袋。でも本品堂の守袋は、御守りだけにこだわらず、身の廻りの大切なものを入れる小袋としてお使いいただいています。
例えば、アクセサリー、デジタルギア(USBやイヤフォン)、衛生用品、印鑑、カード、お薬、お気に入りのオヤツまで。
あなたにとって、いつも持ち歩くものを入れる、ちょっと特別な袋としてお使いください。
多くの工程と手間から生まれるやわらかな風合い
本品堂の守袋は、「型染め」という日本の伝統技法を用い、多くの工程と手間を経て、みなさまの元にお届けしております。天候にも左右される制作工程は、1点ずつ丁寧に染め抜き、色付けを施しています。
袋の生地は、素朴な風合いと丈夫さを両立した「会津木綿」「知多木綿」を使用。
また、大切な物を入れる袋だからこそ裏地にもこだわりを。昔ながらの木綿との相性が良い、絹のような触り心地のバックサテン生地を使用しています。
少し光沢のある紐は、和服や人形、小物などにも使われる八ツ打ち紐を使用。さらに、編み目が詰んでいながらも、手触りの柔らかい紐を厳選しています。
贈り物に喜ばれる理由。
守袋は桐箱に入れてご用意しております。古くから伝わる伝統文様を再解釈して愛らしくデザインしたものや、本品堂オリジナルの粋な文様まで、すべての製品に、文様の意味を伝えるカードを添えています。
お世話になった、あの方へ。
大切な人への、想いを込めて。
内祝でお身内に。記念の式典で。
文様にこめられた物語にそれぞれの想いを重ねて。どんなシーンでも気持ちを伝えられるお手伝いをします。
心をこめて制作した、粋で愛らしい文様たち。皆さまの人生に寄り添い、日々の暮らしの彩(いろどり)となればうれしく思います。
あなたの気持ちに寄り添った、あなただけの柄をぜひ見つけてみてください。