本縫い座布団
笑点でもお馴染みの「お座布団」。
日本文化のアイコン的な存在ではあるけれど、自分のお家には持っていない方も多いかもしれません。
そんな方にこそ体験してほしい、本物のお座布団の魅力。
リビングで気軽に使えるのに、職人仕立ての本格江戸座布団。あなたのお部屋と寛ぎの時間に、ふっくらと寄り添います。
クッション?いいえ、お座布団なんです。
本品堂の小座布団は、縦約36センチ、横約32センチ。一見すると、クッションのように見えますが、上質なふとん綿がもっちりと詰まった正真正銘のお座布団です。
小ぶりなサイズの理由は、伝統的な着物の生地で作っているから。古い織機でゆっくりと織り進むので、素朴でやわらかな表情が生まれます。本品堂の工房で、一つひとつ柄を染め抜き、ようやく生地はお座布団職人さんのもとへ。
これぞ職人技。
無駄のない動きから生まれる、ベテラン職人の完璧な仕事。本品堂の小座布団は、サイズこそ小振りですが、通常の2倍近い量の綿を詰めるので、実は大変な力仕事。
中綿がパンパンに詰まった座布団を、素早く縫い閉じていく職人さん。長年の経験に裏打ちされた仕事が、特別な一枚を生み出します。
畳の上だとお座布団
畳の上に置くと、不思議とお座布団らしく見えるのは、「房糸」がついているからかもしれません。
四隅と中央に付けられた房糸は、ただの飾りではありません。中綿と表の生地がズレないよう、しっかり繋ぎ止める、美しくしなやかな絹糸なのです。
お手入れは、天日に干して
お座布団なので、お尻に敷いたり、枕にして使ううち、徐々につぶれますが、座布団の本領が試されるのは、綿がつぶれてからーとも言えます。綿の量がしっかり多いので、ぺらぺらの「煎餅布団」になる事はなく、体の線に馴染んで心地よいのが特徴です。
でも、厚みが気になったら、ぜひ天日に干してください。綿の油分がじんわり溶けて、また膨らみます。(直射日光は、生地の褪色につながるので、バスタオルを巻いたり、黒いポリ袋に入れてお日様に干しすのがおすすめです)
「生地・型染め・仕立て」
どこをとっても伝統的な技で制作しているお座布団。古き良き「本縫い仕立て」の技法を残そうと、職人さん達の協力のもと、一つひとつ心をこめて制作しています。
お家でほっこり、落ち着くアイテムお座布団。愛らしい抱き心地をどうぞお試しください。