
●守袋とは
江戸時代の人々がお守りや護符(ごふ)を入れて懐に忍ばせた小さな袋「守袋」は、江戸の粋人たちが好みの縁起柄を誂え、その粋を競い合ったといわれています。
現代では、リップクリームやイヤフォン・USB等のデジタルギア、衛生用品、印鑑、カード、お薬、おやつなど、お守りにこだわらず、身のまわりの大切なものを入れる小袋としてにお使いいただいています。
工房でひとつずつ絵を描き、染め抜かれた文様は、歴史の中で育まれた縁起の良い柄ばかりです。ご自分用にも、気持ちを込めた贈り物としても、長年ご好評戴いております。
本製品は伝統的な「型染め技法」をもとに、1点1点丁寧に染め抜き、彩色をしています。何度も人の手を掛けることで、優しい風合いや柔らかさが生まれました。
※守袋は、文様の意味を伝えるカードを添えて桐箱でご用意しております。