合財袋
持ち物の一切合切を入れて持ち歩く、合切袋。
本品堂は「切」の字を「財」の字に変えて「合財袋」。そのほうが、なんだか良いものがたくさん入りそうな気がしませんか?
お財布とスマホだけ入れて、粋にぶら提げるのもよし、大きなバッグのインナーポーチ感覚で使うのもよし。内にも外にも使えます。
また、御朱印帳ケースや衛生用品入れとして使う方が思った以上に多いです。そのほか、おにぎりを入れてランチ袋にしている方もいらっしゃいます。
表と裏の粋な組み合わせ
袋の裏面にご注目。表裏で同じ文様を染め抜いたものもありますが、中にはそれぞれ違う文様が描かれた柄も。
例えば、招き猫の裏面にはネズミ。表の招き猫は「人を招く・福を招く」縁起柄。
ではネズミは?ーそう、ネズミは富を司る大黒様のお使いの動物です。この2匹は表と裏の関係なので、ずっと会う事もなく安心ですね。
また、技芸上達を意味する「三つ扇」では、扇(技芸)の花が開くことを意味する文様が染め抜かれています。ぜひみなさんのお気に入りの組み合わせを探してみてくださいね。
多くの工程と手間を経て生まれた、やわらかな風合い
本品堂の合財袋は「型染め」という伝統技法を用い、多くの工程と手間を経て、みなさまの元にお届けしております。
天候にも左右される型染めの工程ですが、1点ずつ丁寧に染め抜き、鹿毛の刷毛で彩色を施していきます。
袋の生地には、伝統的な木綿織物「会津木綿」「知多木綿」から、素朴な風合いと丈夫さを兼ね備えた生地を使用。
また、大切なものを包み込むため、裏地には絹のような触り心地のバックサテン生地を使っています。
粋をあらわす「紐」には、和服や人形にも使われる「八つ打ち紐」を使用。
光沢感があり、手触りの柔らかい紐は、生地との配色にもこだわった組み合わせ。文様の魅力を、最大限に引き立ててくれます。
贈り物に喜ばれる理由。
古くから伝わる伝統文様を再解釈して愛らしくデザインしたものや、本品堂オリジナルの粋な文様まで、すべての製品に、文様の意味を伝えるカードを添えています。
お世話になった、あの方へ。
大切な人への、想いを込めて。
内祝でお身内に。記念の式典で。
文様にこめられた物語にそれぞれの想いを重ねて。どんなシーンでも気持ちを伝えられるお手伝いをします。
心をこめて制作した、粋で愛らしい文様たち。皆さまの人生に寄り添い、日々の暮らしの彩(いろどり)となればうれしく思います。
あなたの気持ちに寄り添った、あなただけの柄をぜひ見つけてみてください。