工房メールマガジン【日々雑想】

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第47号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第47号

新企画「わたしの本品堂」 ーーーーーーーーーーーーーーー  皆様こんにちは。久しぶりに工藤が書いております。  実は、工房で密かに準備を進めている新企画、「わたしの本品堂」についてです。発端は、お客様から尋ねられた「ほかの皆さんは、何を入れているの?」という問いかけです。そのお客様は、本当に「お守り入れ」としてご利用くださっていて、でも他にも可愛い柄があるからもっと使ってみたい、とおっしゃっておりました。それならば、実際皆さまのご利用のシーンをアンケートしましょう!できれば画像の方がわかりやすいですね。とSNSで募集を始めたのがきっかけです。先日の販売会の時も、ご利用になっているものをたくさんお持ちいただいて撮影させていただきました。また、インスタグラムの方でもタグ付けしてくださったり、DMでいただいたりして、守袋の他にも、合財袋、お座布団、過去に限定製作したレアなアイテムまで様々な「わたしの本品堂」が集まってまいりました・・・! 私たちの想像を超えた利用法の数々と、定番の数々。・守袋いつも握っています(握り用)・過去の限定品「酒袋」を、手芸の「編み棒」入れに・合財袋はオフィスに持っていくおにぎり入れに・守袋・合財袋に、コロナ対策の衛生用品を入れてなどなど。下は10代後半の男子学生さんからいただき、嬉しく思いました。休み時間にラーメンを食べに行く時は合財袋にお財布とスマホを入れていくのだそう!  たくさん集まってまいりましたが、まだまだ皆さんの「わたしの本品堂」を募集しています。ぜひ暮らしの中で本品堂製品をどのようにお使い戴いているか、撮影して、お送りください。個人情報は一切出さない形で、オンラインストアやSNSにてご紹介させていただきます。(○○に使っているーなど、お気に入りの用途もお書き添え戴けると嬉しいです!)お送り先:info@ponpindo.com企画ページは、今月内には公開をスタートして、随時追加していきたいと思っております!楽しい特集にしていきたいと思いますので、ぜひぜひ皆さんからのお便り・ご連絡ををお待ちしています!書き手:工藤資子  ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●連載「ハンケチ」ができるまで●ハンケチのできるまでを取材した連載も、次回でいよいよ最終回。InstagramとFacebookにて連載中です。大野が主に執筆しています。白生地の工場、そして手捺染の現場から、縫製の現場まで。「ハンカチ 」という製品を支える職人さんたちの、技術と情熱・想いにクローズアップしてお伝えしています。実は、最終回はとても悩みながら書いています…東北の地のモノづくりを語る上で、避けて語る事ができない、あの未曾有の大災害。私たち当事者ではない人間が簡単に説明してしまってよいものか。でも素晴らしい技術を持った縫製工場さんが、必死に仕事を再建された姿は、私たちにとっても深く「仕事」について考える契機となりました。深い思いが込められた最終回、ぜひご覧ください。記事は連載終了後、画像の点数を大幅にアップして編集し直し、オンラインストアでも公開予定です! ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●47都道府県キャラバン(仮)●オンラインストアで日本全国からのご注文をいただき、本品堂のお客様が各地に増えているのを実感しています。まことにありがとうございます!オンラインストアで販売していると、「本当は製品を手に取って見たいのだけれど」とおっしゃってご購入いただく方が多く、何とかしたい・・・とずっと思っていました。 今までは定期的に東京近郊でイベント出店などをしてたため気がつかなかったのですが、コロナ以降は実際に手に取ってご覧いただく機会が激減してしまいました。 では!と思いついたのが「47都道府県をめぐろう!」という企画です。 各都道府県を巡回するように各地でPOP-UPイベントを開催し、楽しみに待ってくださっている方にも、まだお会いしたことのない方にも「こんにちは!」とご挨拶に回るようなイメージです。 期間や詳細など、まだまだこれからですが、皆さんに楽しんでいただけるよう、少しずつ盛り上げていきたいと思います。決定次第、順次お知らせしていきますので、こちらもどうぞご期待ください!ーーーーーーーーーーーーーーー

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第46号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第46号

「工房直売会」を終えて ーーーーーーーーーーーーーーー 先週末の土日2日間で開催した「工房直売会」。多くのお客様に足を運んでいただき、無事終了することができました。お越しくださった皆さま、ありがとうございました。 久しぶりの工房公開イベントでしたが、やっぱり皆さんと顔を合わせながらお話しする時間はいいなぁ…と実感した2日間でした。お越し戴いた方の中には、型染め用の型紙をご覧いただいて「以前からインスタグラムで見ていて、一度行ってみたいと思っていた。ここまで手間が掛かっているとは思わなかった」と話される方も。時折、SNSやサイトで製作の工程などご紹介していますが、まだまだお伝えできていない点が多いです。工房でリアルにご覧いただく事で、五感で感じていただけるものがあると、強く感じました。 また、先日SNSでもご案内しましたが、現在工房では「わたしの本品堂」という企画を準備しています。皆さんがそれぞれの暮らしの中で、どのように本品堂の製品をお使い戴いているかをご紹介する企画です。今回の直売会にも、普段お使いいただいている守袋や合財袋、ポーチなどわざわざお持ち下さった方がいらっしゃって、店頭でお話を伺ったり、写真を撮らせて戴きました。7月中にはコンテンツとしてご覧いただけるよう、少しずつ準備を進めております。もし他にもご協力いただける方がいらっしゃいましたら、是非お使いの本品堂製品を画像に撮ってお送りいただけないでしょうか?皆さまのご愛用の一品、ぜひご紹介させていただければ嬉しく思います。画像はinfo@ponpindo.com宛にメールでも、またインスタグラムで「#ponpindo」でタグ付け投稿いただいてもOKです!ご不明な点などあれば工房までお気軽にお尋ねください!  書き手:大野耕作  ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●連載「ハンケチ」ができるまで●  先日から、Instagram/Facebookで連載を進めている「ハンケチができるまで」。製品に込められた職人たちの技術と想い、その裏側を取材した記事を少しずつ書き下ろしています。現在、ハンケチの「縫製」について書いた第⑤話まで連載が進んでいますが、縫製工場さんの話は僕たちも思い入れが強く、それだけに何度も書き直したり、迷いながら言葉を重ねています。 実は、本品堂のものづくりにとっても、象徴的な意味を持つ工場さん…一針一針に込められた職人の技術と、込められた熱意。少しでもお伝え出来ればと、言葉を選びながら書き進めています…週明けには第⑥話を掲載の予定です。お時間あればぜひぜひ、ご覧ください!  
 本品堂「ハンケチ」ができるまでーーーーーーーーーーーーーーーー①特別な一枚ができるまで②人に教えたくなるような「布」③無限の色を再現する④真っ白な布地に、色の花を咲かせる⑤国内トップクラスの、縫製の技-1⑥国内トップクラスの、縫製の技-2⑦石巻から、旅立つ「ハンケチ」   ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●新製品「飯炊き紋トートバッグ」●  お買上げ戴いた方から「布がしっかりしていて使いやすい!」とご好評いただいてる、テキスタイル 「飯炊き紋」。今回は、普段使いしやすいトートバッグに仕立てました。マチも深くたっぷり大きめサイズなので、まとまったお買い物にも活躍します。薄すぎず厚すぎず、強度と軽さのバランス感の良い生地を使用しているので、普段使いには最適。また、使わない時は畳んでコンパクトにしておけるので、スマートなエコバッグとしてもおすすめです。ぜひオンラインストアで詳細をご覧ください!(上のバッグの画像をクリック) ーーーーーーーーーーーーーーー

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第45号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第45号

久しぶりの「工房直売会」 ーーーーーーーーーーーーーーーいよいよ明日から二日間、久しぶりの「工房直売会」です。今日は工房でも朝から1Fアトリエの中を片付けたり、製品を並べたりと、直売会の準備に慌ただしく追われました。夕方からは、浅草駅近くの花屋さんに明日のためのお花を買いに出て、お店開きの気分も盛り上がってきました。 工房では5月に玄関の改修工事を行なってから、初めてお客さまをお迎えする機会です。コロナ禍でイベント出店も限られるこの頃。実際に製品を手に取って感じていただき、また私たちもお顔をあわせながら製品や文様についてお話しできる事を、本当に嬉しく感じます。感染拡大防止のため、今回も「午前・午後」の2部制としておりますが、土曜日の午後と日曜日はまだ予約に空きがあります。もしお時間ある方がいらっしゃいましたら、直前のご予約でも大丈夫ですので、ぜひ工房まで遊びにいらしてみてください。 ▶︎ご予約ページへは、上のだるまの画像をクリック!   会場では、先日発売したばかりの新柄「本縫い小座布団・うずら」の他、工房直売会にあわせて限定でお作りした、テキスタイル 「飯炊き紋」のトートバッグなど珍しいアイテムも並びます。皆さまと工房でお目にかかれるのを、楽しみにしております!書き手:大野耕作  ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●本品堂「ハンケチ」ができるまで●  先日から、Instagram/Facebookで連載中の「ハンケチができるまで」。製品に込められた職人たちの技術と想い、その裏側を取材した記事を少しずつ書き下ろしています。現在連載は④まで公開されています。⑤は週明けくらいかな…?自分自身も工房でものづくりを手掛ける立場ですが、デザインしたものを他の職人さんに作ってもらうのは、横で見ていてちょっと不思議な感じを覚えました。そんな作り手ならではの視点も交えた記事、ご覧いただければ嬉しく思います。ぜひご覧ください! 
 本品堂「ハンケチ」ができるまでーーーーーーーーーーーーーーーー①特別な一枚ができるまで②人に教えたくなるような「布」③無限の色を再現する④真っ白な布地に、色の花を咲かせる⑤国内トップクラスの、縫製の技。⑥石巻から、旅立つ「ハンケチ」   ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●「型染めポーチ」到着しました●  完売のため、しばらく前からオンラインストアで欠品となっていた「型染めポーチ」。長らくお待ちいただいた方には申し訳ありません。職人さんに縫製をお願いしていた追加分がようやく工房に到着しました! まだ全部の柄は届いていませんが「招既にオンラインストアでお求めいただけるようになっています。 保険証やパスポート、銀行の通帳など大切なものを入れるのにピッタリな大きさの「型染めポーチ」。ぜひご覧ください!  ーーーーーーーーーーーーーーー

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第44号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第44号

新柄・本縫い小座布団「うずら」 ーーーーーーーーーーーーーーー  前回のメールマガジンでご案内した通り、本縫い小座布団に新柄「うずら」が加わります。 昨年秋に守袋をリリースして以来、「他のアイテムもぜひ!」というお声を多数いただいていた「うずら」。ずんぐりと愛らしい表情が多くの方の心を鷲掴みにしてきましたが、今度はお部屋を彩るアイテムとして仲間入りです。  うずらの文様は「豊かな実り=豊穣」を意味する吉祥柄とされ、その泣き声が「ゴキッチョー=御吉兆」と聞こえる事から、戦国時代には戦の勝利を願う、勝運祈願の縁起鳥として好まれました。姿の愛らしさも相まって、江戸時代にはペットとしてうずらを飼うことが流行した事もある程。持ち寄ったうずらの鳴き声を競い合う「鳴き合わせ」が行われたり、うずらを持ち運ぶための巾着「うずら巾着」なんて道具があったり…現代の私たちには「卵」ぐらいしか馴染みがない「うずら」ですが、江戸時代の人々にとっては、今よりずっと身近な存在だったようです。 仕立てをお願いしているふとん職人・中村さんも「今回のはかわいいねぇ(笑」と気に入ってくれた様子。いつも通りのもっちりと詰まった中綿で、存在感のある仕上がりになっています。 発売は今夜から、オンラインストアにてご覧いただけます。(上のお座布団の画像クリックで、商品ページに進みます)お部屋を彩る愛らしい「うずら」、ぜひお家に迎えてやってください! ※うずらの小座布団を、工房直売会にて、ご購入・ご覧になりたい方はメールにてご連絡ください。info@ponpindo.com まで。 書き手:大野耕作  ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーー ●「工房直売会」予約受付中●  メルマガ会員の皆さまには、昨日もご案内させていただきましたが、6月26日(土)・27日(日)の二日間、久しぶりの「工房直売会」をおこないます。 当日は工房1Fのアトリエを開放し、中を見学いただける他、製品をお手にとってご覧いただけます。上でご紹介した「本縫い座布団・うずら」も並びます!また工房直売会ならではの、ちょっと珍しいお品や、限定のアイテムもお出しする予定です。(※「本縫い座布団・うずら」をご希望の方は、事前にメールでご連絡いただければお取り置きさせていただきます)info@ponpindo.com まで。 今回も店内の混雑を避けるため、「午前/午後」2部に分けての事前予約制とさせていただきます。また、ご入店の際はマスクの着用と、手指の消毒をお願いしております。何卒ご協力戴けますようお願い申し上げます。●本品堂「工房直売会」【場所】 本品堂工房(東京都・台東区)【日時】 6月26日 10時-12時、13時-17時 6月27日 10時-12時、13時-17時【ご予約サイト】 上の「守袋」が並んでいる画像をクリック ※午前と午後の部の予約制となります。※ご不明な点などありましたら、工房までお気軽にお問合せください。 ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーー ●本品堂「ハンケチ」ができるまで●  本品堂の定番製品の一つ「ハンケチ」。長く作り続けており、愛用いただいているファンも多いアイテムですが、「製品の魅力や背景を、十分に伝え切れていない」という想いがずっとありました。 畳んでしまえば、手のひらに納まる小さなアイテムですが、一枚のハンケチが生まれる背景には、多くの職人達の技と熱意が込められています。その一端をお伝えしようと、今回あらためて記事を書き起こしました。 今日から数回に分けて、少しずつinstagram/Facebook上でご紹介してみたいと想います。拙い文ではありますが、製品にこめられた「熱量」のようなものを、少しでも感じていただければ嬉しく思います。 予定している各章のタイトルは以下の通り。まだ書いている途中なので、書きながらタイトルが変更になることもあるかもしれませんが、読んでいただければ嬉しいです。何とぞなにとぞ、よろしくお願いいたします。
 
 本品堂「ハンケチ」ができるまでーーーーーーーーーーーーーーーー①特別な一枚ができるまで◀︎本日投稿②人に教えたくなるような「布」③無限の色を再現する④真っ白な布地に、色の花を咲かせる⑤国内トップクラスの、縫製の技。⑥石巻から、旅立つ「ハンケチ」   ーーーーーーーーーーーーーーー

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