工房メールマガジン【日々雑想】

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第22号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第22号

守袋・年末年始限定柄「梅に丑」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー  年末年始の恒例となっている、干支の限定柄。今年はお待たせしておりましたが、ようやくリリースの運びとなりました。限定柄「梅に丑」を、11月13日金曜日から1月15日金曜日までおよそ2か月の間、オンラインショップで販売いたします。 牛は学問の神様「菅原道真公」の乗り物とされ、道真公を象徴する梅の柄には「知恵・知性・清楚」の意が込められています。また「丑」の字は二つの物の合わさる境を意味し、一つの事が終わり新しい事が始まる「転換」を象徴します。開運招福・家内安全・学業成就を意味する文様です。今年はなかなか良いデザインが浮かばず、何度も試作しては描きなおし…を繰り返しました。最後の最後で愛らしい丑に出来たと思っています。新しい年を迎える準備に、また大切な方へのご挨拶・贈りものに、ぜひぜひご覧ください。  ところで、この10年以上恒例となっていた年末年始「大宮駅構内エキュート」のイベントですが、今年は出店を見合わせることにしました。楽しみにしてくださっている方々、大変申し訳ありません。ほぼ全ラインナップがご覧出来る本品堂にとっても大きなイベントの一つで、毎年私たちも必ず常駐して、店頭で多くの方々とお会いできるのを楽しみにしておりました。しかし今年は新型コロナのことがあり、小さな工房内でもしスタッフの誰かが罹患した場合、営業を続けることが困難になってしまう可能性があることから、話し合いを重ねた結果、開催を見合わせることに決定いたしました。私たちも大変残念な想いですが、また別のイベントの機会など、皆様にお目にかかれることを心待ちにしております。代わりと言っては何ですが、オンラインストアで文様や製品の魅力をお伝えできるよう、幾つかの準備を進めております。また年末年始のギフトについてのご相談もお受けしております。「贈りものにオススメの文様」など、ぜひお気軽にメールください。皆さまのお気持ちにピッタリの文様を探すお手伝いをさせていただきます。オンラインストアでは日々、日本全国からのご注文をいただいております。これからも、もっと全国の皆さんに喜んでいただけるような企画をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!!  書き手:工藤資子(丑文様の意味:大野耕作)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ● 工房販売会の御礼 ● 土・日の工房販売会にお越しいただいたお客さま、誠にありがとうございました。やはり直にご覧いただいたり、ご説明させていただいたりすることの幸せを実感しております。地元から、遠くから、お越しいただき感謝の気持ちでいっぱいです。 また販売会の企画をさせていただきたいと思います。誠にありがとうございました。 なおイベント以外でも直接ご覧になりたい場合、ご来店ご予約が可能です。販売会のような広いスペースの陳列はございませんが、ご希望の商品をお出ししてお待ちしております。工房までメール・お電話でお気軽にお問合せください。何卒よろしくお願い申し上げます。 ● 年末年始に向けて ● 2020年も残すところあと2か月を切りました。本品堂のスタッフはおりませんが、いくつかポップアップショップも展開します。 11/28~誠品生活日本橋12/26~有隣堂恵比寿店12/26~有隣堂横浜店12月中旬~伊勢神宮・おかげ横丁にて 詳細は決定次第、またメルマガやSNS等で皆さんにお知らせします。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。最後にこっそり。大野が手ぬぐいの新デザインを執筆中です。発表をお楽しみにしてください^^

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第21号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第21号

丑の守袋のこと ーーーーーーーーーーーーーーーーーー  皆さま、こんにちは。日一日と秋が深まってまいりました。関東でも木枯らし一号が吹きました。昼夜の寒暖の差がありますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 さて、今年も年末年始のことを思うような季節となりました。本品堂でも「干支」の丑を作成中です。先行発売は、工房直売会の7、8日を予定しております。オンラインショップでは11月中旬ごろを予定しております。 この丑柄、もともと制作している定番の十二支の「丑」のほかに、新しい丑柄を大野が書き下ろしています。愛らしい牛、を目指して描きました。ここのところずっと牛のことばかり。また、型を彫るのは私工藤ですが、より良いバランスにするため、染め抜いてから吟味し、また形を微妙に変えて、一から彫り直すこともしばしば。今回もだいぶ悩みました。しかし彫り直すのはとても手間がかかるものですが、決まった時の達成感はひとしおです。 大野は「天神様の乗り物としての牛」ということで、梅の花(天神様の象徴)をデザインに取り入れました。本品堂の公式にもその説明になると思います。でも工藤は、作りながらずっと思っていました。この子フェルジナンド・・・『はなのすきなうし』というスペインの童話に出てくる牛の名前です。話がそれてしまいましたが(笑)とにかく愛らしい丑が出来て一安心いたしました。 丑年は芽が出る直前、前進のために力を蓄える年、とも言います。まだまだ活動的な日々になりませんが、必ず来る朝のためにコツコツと進んでいきたいですね。   書き手:工藤資子  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ● 工房販売会のお知らせ ● 11月7日(土)10:00-17:0011月8日(日)10:00-16:00本品堂 工房にて東京都台東区橋場1-34-2電話03(5808)9770 久しぶりに皆さまにお目にかかれるのでとても楽しみにしております。直売会ならではのラインナップをご用意しています!感染症対策をしながら皆さまをお待ちしております。   ● 浅草エーラウンド 11/6-11/8 ● 本品堂の販売会と同時開催しております、浅草エーラウンド。今年はウエブ上で開催しております。 奥浅草は皮革産業の街です。一流の皮革からマニアックな材料まで、何でもそろいます。そんなモノづくりをしている方々と、下町の美味しい、楽しい飲食店さんたちと一緒に、本品堂も参加させていただいております。エーラウンドの番組が出来ており、本品堂もインタビュー形式で登場しております。ぜひご覧くださいませ!すぐ上の「モノづくりの祭典」という画像をクリックしてください↑

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第20号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第20号

本品堂「工房販売会」のお知らせ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 気がつけば夏の暑さも遠くに過ぎ、肌寒く感じる日が多くなってきました。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。秋雨の季節もどうやら抜けてくれたようで、工房では皆で胸を撫で下ろしています。(染め物の仕事は、湿気が多いと出来ない工程もあるもので…) さて、久しぶりの「工房販売会」のお知らせです。毎年11月上旬に開催されている、浅草北部エリア=奥浅草のモノづくりの祭典「浅草エーラウンド」。本品堂工房も毎年参加させていただき、工房公開と販売会をおこなっていましたが、今年はコロナ禍の影響で、参加企業を動画で紹介するオンライン開催のみとなってしまいました。しかし毎年工房に来るのを楽しみにして下さる方も多く、今年も何件ものお問い合わせをいただいていました。工房でも相談を重ね、せっかくの機会なので工房公開と販売会を行うことにしました。 期間は11月7日(土)と8日(日)の2日間。工房内部をご覧いただきながら、製品を実際に触れて、比べて、お求めいただけます。(クレジットカード、電子決済もお使いいただけます!)工房では換気・消毒などコロナ対策を行って、皆さまのお越しをお待ちしております。秋の陽気の中、ぜひ足をお運びください。●コロナ感染拡大防止のため、以下のご協力をお願いいたします●・入店時に、アルコールで手指の消毒をお願いいたします・マスクの着用をお願いいたします・体調の優れない方は、お出かけをお控えください・万一、混雑時には入店人数の制限をおこなう場合もございます当日、在庫のご用意のあるものは色々と並べて皆様をお迎えする予定ですが、手仕事で製作してる都合上、一部在庫のご用意のない製品もあるかもしれません。もしご来店予定で、ご覧になりたい製品(見て考えるだけでもOKです!)等ありましたら、事前に工房までお気軽にご連絡ください。お取り置き等、お品物をご用意してお待ちしております。 その他にも製品や販売会について疑問・質問などありましたら、お気軽に工房までお問い合わせください。当日は大野・工藤の2人で、皆さまをお迎えいたします。久しぶりの工房公開・販売会。皆さまとお会いできるのを、今から心待ちにしております!!《本品堂 工房公開・販売会》日時: 11月7日(土)10:00-17:00    11月8日(日)10:00-16:00場所: 本品堂工房住所: 東京都台東区橋場1-34-2メール:info@ponpindo.comでんわ:03-5808-9770(平日10-18時) 書き手:大野耕作 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●てぬぐい「柿」限定数発売します● 工房の在庫限りで販売していた「手ぬぐい」ですが、お陰様で好評をいただき、多くの柄が完売となっています。 明日10月23日の夜20時から、秋の柄「柿」の手ぬぐいをオンラインストアで販売開始いたします。在庫は工房にある在庫限りで、現在のところ再入荷の予定は無いため、今回限りの売り切り販売となります。 秋冬にほっこり愉しんでいただける柿の柄、モダンなデザインでキッチンやリビング廻りの掛け布・敷き布としても好評いただいた一品です。発売は明日20時から、本品堂オンラインストアで開始いたします。ぜひぜひご覧ください!〈柿〉「柿=嘉来(よろこび来る)」の語呂合わせから、開運招福・必勝祈願の縁起柄とされています。   ●蔦屋書店・熊本三年坂● 熊本県の「蔦屋書店・熊本三本坂」さんにて開催中のPOPUPストア、お陰様で好評をいただいております。期間は11月9日まで、地下1階ポップアップイベントショップコーナーにて開催しております。 県内初開催となる熊本の皆様に向けて、「工房からお届けしたい!」と本品堂工房の皆で選んだ柄が並んでおります。守袋・合財袋・ポーチ・お座布団とぬいぐるみも少量ですがお持ちしております。熊本県内の方、九州近県にお住いの方もぜひぜひ足をお運びください!

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本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第19号

本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第19号

守袋・秋の新柄たち ーーーーーーーーーーーーーーーーーー お守袋に3柄の新作が出ました。うずら・南瓜・菊 うずらは大野の描きおろしでオリジナル。鳥好きの大野らしい(そして本品堂らしい)柄に仕上がりました。地面の上をチョコチョコ歩く姿そのものですね。うずらと日本人の関わりは古く、平安時代ごろからと言われています。家禽化したのも日本。キジ科で本種は渡り鳥というのは意外です。それにしてもかわいらしいですね。 一方、南瓜。きりりと男前な雰囲気です。この柄も大野のオリジナルで、手ぬぐいやブックカバーなどに描いていました。やはり健康を祈る柄をご希望される方が多く、守袋の新作として登場しました。秋の文様の【柿】【栗】は3つコロンとした可愛らしい雰囲気で、やはり南瓜も揃えて小さく三つ並べようかと悩んだのですが、南瓜は南瓜として南瓜らしくひとつドン!と描くことにしました。存在感があって、健やか。まさに健康そのもののイメージになりました。 菊は前回のメルマガでも触れましたが、どちらかというと野菊をイメージしました。百花の王とも言われていますが、この菊は小さなお姫様たちみたいですね。とても品よく仕上がった一品です。こちらも厄除けと健康の祈りを。 3種類の可愛らしい守袋。オンラインストアに並んでおります。インスタグラムにも順次アップしてゆきますので、ぜひぜひご覧くださいませ!  書き手:工藤資子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●POP-UPショップのお知らせ● 熊本県の「蔦屋書店・熊本三本坂店」さんにてイベントを開催中です。期間は11/9まで。地下1階ポップアップイベントショップコーナーにて 熊本に向けて選りすぐりの守袋(画像)と、合財袋、ポーチ、お座布団とぬいぐるみも少量ですがお持ちしております。お近くの方はぜひお越しください! ●包装紙が新しくなりました● ロゴデザインに合わせて、工房の包装紙が新しくなりました。向い鳩のマークをシンプルに散らしたデザインで、赤の熨斗シールがとっても映えるデザインです。先日の発送分からすでに使用が始まっております。 まだ見慣れないせいか、私たちも包んでいて新鮮な気持ちになります。¥110の有料ではございますが、心を込めてお包みいたします。贈り物の際にはどうぞご利用くださいませ!

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