守袋とは
江戸時代の人々がお守りや護符(ごふ)を入れて懐に忍ばせた小さな袋「守袋」は、江戸の粋人たちが好みの縁起柄を誂え、その粋を競い合ったといわれています。
現代では、リップクリームやイヤフォン・USB等のデジタルギア、衛生用品、印鑑、カード、お薬、おやつなど…
お守りにこだわらず、身のまわりの大切なものを入れる小袋として、様々に使われています。
手仕事で一つひとつ染め抜かれた文様は、どれも歴史の中で育まれた縁起の良い柄ばかり。
桐箱の中に「文様のいわれ」を伝えるカードが添えられており、ギフトにお使いいただいても「文様の意味で、重ねた想いが伝わる」が伝わると好評です。
本品堂の守袋は、伝統的な「型染め技法」をもとに、浅草の工房で一つひとつ染め抜き、彩色をしています。
文様に重ねられた物語と、手仕事から生まれるやさしい風合い。ぜひ皆さまそれぞれの暮らしの中で、おたのしみください。