本品堂工房メールマガジン【日々雑想】第138号

浅草の型染め工房本品堂の朧毘沙門亀甲崩し(おぼろびしゃもんきっこうくずし)テキスタイルトート
浅草の型染め工房本品堂(ポンピン堂)のロゴ

朧毘沙門亀甲崩し(おぼろびしゃもんきっこうくずし)のこと

気温差がこたえますね…皆様はいかがお過ごしですか?

さてふたたび、日コカ・コーラさん「綾鷹」のキャンペーンにてデザイン監修をいたしました。前回のキャンペーン「フリースポーチ」にて大好評をいただきまして、2回目となりました。

今回採用された文様は「朧毘沙門亀甲崩し(おぼろびしゃもんきっこうくずし)」。では、2009年に描かれ、もう長くご愛顧いただいている図案です。(キャンペーンは紺色のバッグとなります。)

じつはこの「朧毘沙門亀甲崩し」という文様と長いネーミング、大野がデザインしましたので大野にインタビューしました。

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 文様の説明について…
まず「毘沙門亀甲」とは、亀の甲羅を模した六角形をテトラポッド型に3つ繋げた形。七福神の一柱「毘沙門天」の甲冑にこの文様が描かれていることから「毘沙門亀甲」と呼ばれるようになりました。毘沙門天は財運や福をもたらす神様とされ、毘沙門亀甲にも同様の意味が重ねられます。

さて。この毘沙門亀甲、来は隙間なく文様を並べた連続文様なんですが、少し軽やかなイメージにしようと、間を開けて散らしたのが「毘沙門亀甲崩し」。さらに霞が掛かったように、模様の輪郭がボヤけている「朧=おぼろ」になっているという事で、「朧毘沙門亀甲崩し」。

元々のイメージは「ガッチリ古典文様の毘沙門亀甲を、少しPOPで軽やかなデザインにできないかな?」という思いつきからでした。

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説明は少しややこしいのですが(笑)なるほど、このなんとも言えない柔らかさと、粋な雰囲気はこんな由来があったのですね。

 

今回は応募形式となっておりますが、スマホで応募できます。
スーパー等でお見かけになりましたらぜひご覧になってください。

ぜひこの機会に全国のみなさまに文様の世界、そしてのデザインの魅力をお楽しみいただければと思います

綾鷹のキャンペーンはこちら→

今週のおすすめアイテム

6月の父の日に向けて、ギフトのご注文も少しずつ。
毎年お父さんへのギフトで一番人気は、お昼寝まくらにピッタリの「縫い小座布団」。生産数が限られており、お届けにお時間がかかるので、お早めのご注文がおすすめです。

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大阪タカシマヤ、23日(火)まで!

大阪タカシマヤでのPOP-UP、スタートしています。初日からメルマガ・インスタをご覧いただいた多くの方に足を運んでいただいています

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【会期】 5月17日(水)-23日(火)
【会場】 大阪タカシマヤ 6階 きもの売場
【営業時間】10時〜20時(最終日は17時閉場となります)
 ※大野は毎日21時まで在店しています。


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