日傘の活躍する季節
日本各地で猛暑が続いていますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
短い梅雨が明けたと思ったら、一転して元気すぎる太陽。染め物の仕事にお天道さまはありがたいとはいえ、これだけ暑いのは流石にまいってしまいます。
「日差しが欲しいと言ったり、暑すぎると言ったり、人間は勝手だなぁ」と自分自身に苦笑いしつつ、いつもより多めに水分を摂りながら毎日製作を進めていました。
6月のうちからこんな暑さでは先が思いやられますが、何とか体調管理しつつ付き合っていくしかありませんね。皆さまもどうぞお身体に無理の無いよう、お気をつけてお過ごしください。
特別な一本、「晴雨兼用傘」
年々強くなる日差しに、日傘を一年中使われる方も少しずつ増えてきました。紫外線から身を守るため、男性でも日傘を使われる方が少しずつ増えているそうです。この猛暑とともに、本品堂でも「晴雨兼用傘」のご注文・お問合せが増えています。
工房がある東京・台東区は、実は100年の歴史を持つ高級傘の産地。本品堂の「晴雨兼用傘」も、地元・ベテラン傘職人さんによって16の工程を経て、一つひとつ手仕事で作られています。
天然木を使用した持ち手は見た目の想像以上に軽く、手にされた皆さん「思ったよりすごく軽い!」と驚かれます。ハンケチ用の上質な国産コットン生地に「防水&UV加工」を施した生地は、急な夕立でも安心。和服にも洋服にも馴染み、持っているだけで気持ちが楽しくなるようなアイテムです。
オンラインストアでの今年の販売は、現在の在庫限りで終了を予定しております。これから盛夏に向けて、お出かけのお供におすすめの一本です。ぜひ魅力の詳細をご覧ください。
【JUJITSUNAGI=十字つなぎ】
優しいデザインの生地と、チェリーの無垢材から削り出した特注ハンドルの調和が素敵な一本。
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【KOUSHIGYOUGI=格子行儀】
手描きの格子模様が涼やかなデザイン。「寒竹」のハンドルとあわさって軽やかな印象の一本です。
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【ARARE=あられ】
手描きのドットが、クラシックな雰囲気の中にも柔らかさを感じさせるデザイン。こちらもチェリー無垢材の特注ハンドルを使用。
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イベント出展情報
● 東京・日本橋高島屋 ●
いよいよ会期が迫ってまいりました、来週水曜日からは東京・日本橋の高島屋での出展です。今回も定番の「守袋」「合財袋」等のほか、人気の「本縫い小座布団」もかなりの在庫を確保してお持ちする予定です。
また夏らしい上質な「コットンストール」や、職人が伝統の技で手掛けた「晴雨兼用傘」など、数量限定でお作りしている製品もお持ちします。ぜひ皆さま、お気軽に遊びにいらしてください。
【出展期間】 7月6日(水) 〜 7月12日(火)
【場所】日本橋高島屋 本館7階・呉服売場
※期間中、12-16時は大野か工藤が毎日店頭に立つ予定です。