本品堂工房メールマガジン「日々雑想」第31号

選ぶ豊かさ

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伝統に携わる仕事をしていると、時々ですが小学校などから呼ばれて、仕事のお話をしに行くことがあります。ただ今年は、東京都は緊急事態宣言中なので、子どもたちと、お手紙だけのやり取りでの解説となりました。
 
 
子どもでも、10歳前後ともなると、解説した仕事の手順がよくわかり、技術にひたすら感心してくれる子もいれば、切り込んだ質問をしてくる子もおり、とてもやりがいがあります。
 
 
印象に残った質問の一つに「どうして大量生産しないのですか?」というものがありました。大人だと、あまり無い質問です。(そもそも本品堂をお尋ねいただいている時点で手仕事がお好きな方が多いからかもしれませんが。)

伝わるかしら?と思いながら答えを考えました。
【大量生産の商品も手仕事の商品もどちらも魅力的。みんなも選べるものがたくさんあるのはうれしいことだと思うから、私は手仕事のほうで魅力を伝えています。】
…もっと気の利いた回答ができたかもしれませんが、ただ目の前にあるものだけでなく、自分で自分の好みを考えて、選んだり探したりする大切さも伝えました。
 
 
また、小学校でのやり取りの後、工房を見たくて、探して来てくれた近所の小さいお客さまもいらっしゃいました。ちょうど作業中で本当に良かった!一生懸命メモを取って帰ってくれまして、とてもうれしかったです。
 
 
本品堂を見つけてくださった方々も、こんな小さな工房の製品を見つけてくださって感謝しかありません。
これからまた色々と皆さんに喜んでいただけるような、製品作りと、企画をしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
 
 
 
書き手:工藤資子

 
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●今年の「蔵出し市」について●
 
現在工房では、話し合い真っ最中の企画があります。
それは【蔵出し市】です。
 
年に一回、少しの傷で出荷できなかった製品たちを集めて、工房で市を立てます。はい、アウトレットセールです。
 
昨年は見合わせましたが、ご要望がとても多く、今年はどのように開催しようか考えております。時期や開催方法が変わる可能性がありますが、決定まで今しばらくお待ちくださいませ。
 

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●年末年始限定柄「梅に丑」●
 
おかげさまで、工房ではご好評のうちに終売しました限定柄ですが、お取り扱いいただいている【藤巻百貨店】さんと【ZUTTO】さんのオンラインショップにはまだ在庫が少しあるようです。
 
いまだにお問い合わせいただくこともございますので、もし「買いそびれてしまった」という方はどうぞ各店さんにてご覧ください。 
 
 
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