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本品堂工房メールマガジン【日々雑想】第81号
桜の色のこと
だんだん暖かくなってきました。3月になると春を感じる日が増えますね。皆様はお元気でいらっしゃいますか?
さて、工房では先日から桜の柄の準備に追われています。
本品堂の桜の柄は、地色がグレーで、桜の花びらは淡い黄色みがかった桃色です。なぜ地色がグレーか、ということをデザインをした大野から聞きました。
そもそも、世の中の一般的な桜の商品はピンク色のものが多い。でもそれは桜そのもののこと。それはそれで華やかで良いのだけど、おそらく皆が愛する桜の本質とは少し違うのではないか。
桜の、つぼみから開花、そして満開。また、舞い散る姿や、散り積もった花びら…その一連の情景や、空気感に「儚さ」や「わび・さび」を感じるから愛しいのではないか。だから初めから全体をピンクにする発想はなく、桜の花を主役に置きつつも、少しだけ儚げな、落ち着いたグレーを地色にしたーーとのことでした。
確かに、静かな、落ち着いた空気感を表現しています。男性女性問わず人気の秘密は、色にもあったのですね。
来週から販売予定の「桜」。メルマガ購読の方はもうご購入いただけるようになっております。
守袋は、横見(よこみ)の桜。合財袋は、源氏香図にのせた舞い散る花びらの図案です。ぜひご覧ください。
期間限定・桜のアイテムが登場です
桜の花を横から見た「横見桜」を3輪並べた「守袋」。鹿毛の刷毛で一つひとつ刷り込んだボカシが美しい。
雅やかな源氏香図、吉とされる行幸(みゆき)の図に花びらを散らし、桜の儚げな空気感を表現した。どこか奥ゆかしさを感じる、やさしいデザイン。
今年は「型染めポーチ」も登場します!
お取引先の「藤巻百貨店」さんでの先行発売となりますのでお急ぎの方は、藤巻百貨店サイトでお求めください!(本品堂オンラインストアでは4月上旬頃より発売の予定)
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